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逆子治療の可能性

更新日:2023年2月22日

こんにちは。院長の飯塚光です。

逆子の治療は色んな経験をさせてくれます。

妊婦さんはもちろん、パートナーや周囲の家族のことも気になったりします。


逆子に関わることで多くの妊婦さんの悩みや不安、苦しみ、悲しみ、を知ることになりましたし、それらに向き合っていく過程で逆子が治り、望んでいた自然分娩へと道が開かれていった時の喜びと妊婦さんとの達成感は言葉にしきれません。


逆子が治らなかったときも、生まれましたと赤ちゃんの写真とメッセージしてくれる時、生まれてきたことに、日常で味わえない感動があります


ついには、赤ちゃんを連れて会いに来てくれる時の気持ちはまた特別です。親ではないけど、お腹にいたときに語りかけていたことを思い出してしまいます。


先日も、31週から逆子の治療で施術に通ってくれていた妊婦さんがいらっしゃいました。

13回施術しました。

逆子変わらず。(・_・;)

38週目。三日後に入院して帝王切開の手術という日でした。この日もお腹を触ってみて、逆子は治っていませんでした。横位です。

私は申し訳ない気持ちと、無力感を味わいながら「これが最後かな」と思いながら施術をしていました。

だめもとで「入院前日は施術に来れますか?」

「大丈夫です、来ます」

入院前日の来院です。

28週後半で逆子が治ることもあることはありますが稀です。とにかく時間はもうありませんでした。(私のこれまで施術では36週目で治ったことがあります)


その日は、コートの上から見たお腹がいつもと違うなと感じました。いつもよりも大きく見えたように思います。とにかく違う感じでした。


ベッドに寝てもらっていつものようにお腹を触診させてもらいました。

「あれ、頭が横にない。」

お腹の下の方を触るとリンゴほどの丸みを感じます。お尻と頭は患児が似ているので注意が必要です。お尻と足を探します。上の方にお尻と足が触れました。

じわじわと嬉しさが込み上げてきました。しかし、ぬか喜びさせてもいけません。

「これ8割の可能性で治ってますよ。入院するときにエコーするとおもうから確認してもらってください。分かったらメッセージくださいね。」

妊婦さんと二人でひやひやドキドキでエコー検診の結果を待ちました。


産院からのメッセージで「骨盤に頭が入っているから手術はなし、退院」

とのこと!!!!!


「イイエエェーーーイ!!!」

メッセージを読んで湧き上がる喜びを味わいました。

涙目感動。


これで自然分娩が第一候補に挙がりました。

これからは安定して出産まで過ごせるようにサポートしていきます。

ネットで逆子を検索すると

「ほっといても自然に治りますよ」的に書かれていますが、現実そんなに軽い事案ではないんじゃないかと思っています。

やることやって、やれることやってもらって。

それで治るって人も少なくないのではないでしょうか?

特に初産で帝王切開だと、第二子以降も帝王切開が第一選択になってしまいます。自然分娩で産んでみたいという妊婦さんの気持ちはよくわかります。


ですよね、体験したいですよね。

「陣痛を体験した。」

「分娩を体験したい。」

「女に生まれたからやってみたい。」

そんなご希望をこれまで聞かせてもらいました。

私は体験を実現するサポートがしたいんです。その気持ちを改めて強くしました。


今回のお客さんは「安心感でお産にのぞむサポート定額プラン」をご利用いただいています。ピンときた方は以下の概要を見てみてね(^▽^)/


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