【坐骨神経痛感はこんな症状】
坐骨神経痛と言う症状は、お尻から太ももの後、ふくらはぎの外側に痛みや重苦しさやしびれを感じる症状です。
特定の動きをすると痛がる人もいますし、じっとしていても痛い人もいます。
足は何をするにも使う場所なので特に移動ができなくなったりして、歩いたり走ったり立ち上がったり起き上がったりが困難になっていきますね。
生活の質が大変に落ちていきます。
【坐骨神経痛の原因】
原因はいろいろあります。
背骨の問題があると椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症があります。
これらは背骨の関節の異常で起きています。
またお尻の筋肉の緊張によって坐骨神経が圧迫されて痺れや痛みが出る時があります。
今日はこのお尻の筋肉の緊張によって起こる坐骨神経痛について解説していきたいと思います。
【お尻の筋肉の緊張】
お尻の筋肉は足を動かすための筋肉です。
股関節自体は360度たくさんの方向に動かすことができる関節なので筋肉も多方向に付着しています。
その中に梨状筋(りじょうきん)と言う筋肉があります。
お尻の真ん中の仙骨と言う背骨の1番最後の骨から股関節の外側に付いている筋肉です。(図を参照ください)
この梨状筋と言う筋肉と坐骨神経は隣り合っているのでとても影響受けやすいのです。
梨状筋が硬く緊張すると坐骨神経も同時に圧迫されて神経の痛みとして症状が出てきます。
神経は当たったり圧迫されたりするとしびれや重苦しさ、痛みが現れます。
梨状筋の緊張度合いにもよりますが緊張が強いとじっとしていても症状が出ますし、軽度でも一定の動作の時に症状が出たりします。
【梨状筋はなぜ緊張しやすいのでしょうか】
太ももの骨を骨盤へぐっと近づける作用のある筋肉です。
そして股関節を広げる時にも働く筋肉です。
股関節を広げる運動をあまりしていないとだんだんと動く量が減ってきて次第に緊張し始めます。
デスクワークで座りっぱなしだったり運動不足な人は、特にお尻の筋肉や股関節周りの筋肉の弱りや緊張が起こりやすいのです。
筋肉の弱
りや緊張が起こりやすいのです。筋肉が緊張するため動く量が少なくなり血流も十分に行き届かず筋肉の血流が不足していきます。その結果、筋肉の緊張が自然に解消されなくなり症状が続いてしまうのです。
そのため、筋肉の緊張を緩めると血流が良くなり症状が改善に向かうのです。
坐骨神経痛は成人の38%が経験したことがあり、18〜19%が現在症状があると言う報告があります。
病院では神経ブロック注射が主な治療法のようですね。
人によっては手術を余儀なくされる人もいます。
手術を決断する前に筋肉緊張を鍼灸で解消する選択をしてみてはいかがでしょうか?
【どんな治療をして改善を目指すのか?】
原因は梨状筋の筋肉の緊張であるので鍼をお尻の梨状筋に少し当てて緩める治療をします。
緊張が解けた瞬間、坐骨神経が解放されるので足のしびれや痛みなどの症状が消えていきます。
筋肉には筋紡錘(きんぼうすい)と言うセンサーがあります。
筋紡錘を刺激すると筋肉の長さが調整され緊張が抜けるのです。
【治療回数や料金の見込み】
見込みにはなりますが、軽症の人では1回の施術で改善しますし、目安としては3回ほどの施術で症状は消失します。
1度お越しになればおよそ何回くらいで改善するかお伝えしています。
1回で7,000円
3回で治るとして21,000円(税込)です。
1回の追加
ごとに7,000円(税込)となります。
会員にご入会(プラス2,000円)いただくと、会員価格1回5,000円(税込)になります。
【最後に】
今回は梨状筋の緊張による坐骨神経痛の解説でしたが腰椎の変形や狭窄によって起こる坐骨神経症状もあります。
こちらの解説はまた別の機会にしたいと思います。
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