薬を使っているのに不調が変わらないので不満を感じる。
薬はこわいので薬を使わずに、身体の不調を改善させたい。
病院の治療ではなかなか改善しないので、これからどうなるのだろうと不安だ。
どこに行けばどうすればいいのかわからず、焦っている。
鍼灸や東洋医学が助けになるかも知れません。
鍼灸や東洋医学は、現代西洋医学とは違った視点で身体や病気を見ています。
現代西洋医学はどんどんと科を分けていくことで専門性を上げていきました。細かなところまで発見し、治療できますね。
一方、鍼灸東洋医学は体全体、病気全体をまとめて統合的に見るようにスタートしています。統合的に見るのが高じて、人体と自然も一つのものと捉えています。天人合一思想と言います。
雨が多すぎれば洪水になるし、晴れが続きすぎれば作物は育ちません。
そんなことが体にも言えて、アルコールやコーヒーの飲み過ぎで腎臓機能がおかしくなって体が浮腫み、膝に水がたまり、皮膚に湿疹ができ痒くなり、夜眠れない。
また、働きすぎて休息する暇もなく、心をすり減らし、食欲が落ちていき、免疫機能が低下して感染症に度々かかるなんてこともあるでしょう。
分割で見る現代西洋医学はそれぞれの症状に薬を処方していくでしょう。
ヒアルロン酸注射やステロイド剤、精神安定剤、眠剤、胃薬、解熱剤、抗生物質などなどですね。
化学物質を体に入れることも病因となりえます。
治療をしてるのに二次的な症状が2年後3年後に現れることもあるでしょう。
鍼灸東洋医学は出来るだけ根本的な原因を解明しようとします。
食生活は偏っていないか?
休息は十分に取れているか?
心は満たされているか?
身体に緊張はないか?
血流はたっぷりか?
言われてみれば当たり前だけどなぜか見落とされているポイントを洗い出します。
結構、今までなんとなくしていたことを「やめてみる」だけで体調は回復していくようです。
それでも変わらないときは、
鍼灸で身体の緊張を解消させて、血流をたっぷりにします。
緊張しているところはツボの上に現れます。鍼を使うことで即効性のある効果が期待できま
す。
身体が緊張していると呼吸も浅くなり、神経や血管も圧迫されます。物流や交通が機能していないんですから体調が悪くなって当然ですね。
緊張を緩和していきます。
経絡を通す。疎通(そつう)させる。そんな風に鍼灸東洋医学では表現します。
古い毒素を抜いて流れを改善させます。
古い毒素を含んだ血を瘀血(おけつ)と言います。停滞した血液のですね。
ここでは汚れた毒となる血ということで汚血(おけつ)と便宜上表記します。
汚血をそのままにしていると疲れは取れず痒みや病気の要因になります。汚血を排出して軽い身体になりましょう。
こういった施術をすると、あんなにツラかった症状が解消されていくのです。
薬を使わずに完全に副作用を出さずに自然な流れを回復させるのが鍼灸です。
いつもスッキリした体と心を長持ちさせて快適な人生を送って下されたら、
私としてはこんなに嬉しいことはありません。
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