皆さんこんにちは。ブログを開いてくれてありがとうございます。はり灸院兪堂の飯塚光です。
【はじめに】
最近、血流を上げるためにはどうすれば良いのか、と言うのをしばらく考えていました。
というのも血流の不足で体調不良を起こしている方が大変多いなと感じたからです。
血液検査では貧血や異常は見当たらないけれども体調不良として現れている状態です。
西洋医学では異常なしなんだけれど東洋医学から見れば血液量の不足が始まっている状態の人はいます。
そういった人たち(血流不足)は
• めまい
• 立ちくらみ
• 元気が出ない
• 疲れやすい
• 朝起きれない
• 生理が重い
• 生理不順
• 妊娠できない
• 手足が冷たい
• やる気が出ない
• 動悸がする
• 足がむくみやすい
• 顔色が悪い(艶がない)
• 不安になりやすい
• 眠れない、熟睡できない
• 自分に自信が持てない
などの不調がどんどん現れてきます。
女性には特に多いです。
血流は女性の体にとっては重要です。
鍼灸治療することで改善はされていくのですが、ご自分の生活習慣を見直すことでさらに大きく変化するので今日は食生活について話してみたいと思います。
【今回は何をどう食べるかではなくて食べない時間を作ろう。と言う話です。】
血流を増やすにはまず胃腸の状態を正常に戻さなければなりません。
普段から1日3食+おやつ間食を食べていると寝ている時以外常に何か食べているような状態です。すると胃腸は休む暇なくずっと働いていることになってしまいますね。完全ブラックです。これでは胃粘膜が新しく剥がれ落ちることもできず常に前の食べ物が残っている状態で新しいもの食べ続けることになってしまいます。これでは一向に胃は休まりませんね。
この状態だと食べても消化吸収が十分にされず血流は不足状態ですね。
胃が動かない時間をできるだけ長くとるというのが胃粘膜を回復させる最短方法です。
そのためには食べるタイミングを減らし空腹である時間を長くすることになってきます。
【どうすれば胃粘膜は回復するのか?】
オススメは夕食を抜く「夕食断食」です。
夕食を抜くとお昼から翌日の朝まで食べないことになるので20時間位空腹状態(胃が休まっている状態)を維持できます。これを3日ほどやっていただくと胃粘膜はずいぶん回復してい
きます。
胃粘膜を新しく回復できれば食事の消化吸収も十分に行われ血液をどんどん作れる状態になっていきます。
ただ、いきなり夕食を抜くと言うのはハードルが高いと感じる方もいると思います。
まずは間食を止めてみることから始めるといいでしょう。
朝食を抜いてみたり、お昼ご飯を抜いてみるといったような、ご自身で始めやすい抜き方を試してみてください。
また、空腹を我慢することなんてできないと思う方もいるかもしれませんね。
お腹がグーっとなったらもう我慢できないと。
実はお腹がグーとなっている状態はご飯を食べたいと言うサインではなくて胃粘膜が剥がれ始めているサインなのです。
胃が収縮していの内膜を剥がそうとしているときの収縮運動なんです。
この時は逆に胃に食べ物を入れないほうが正解なのです。
グーっとなったら「あ、今お腹を掃除中なんだなぁ」と思って感じてみてください。
【夕食断食やってみて私の実感】
この夕食断食で私は体重は5キロ減り、手も暖かくなり、体の緊張も少しずつ落ちていくのを感じました。また食べ物の味わいが細かく理解できるようになり、自分の食べたいものをはっきりと感じれるようになりました。(今までは何を食べたいか分からなかったんです)また不安になることやイライラすることなども減り、感情も大変安定しているように感じています。
数ヶ月に一回程度の頻度で夕食を抜いたり空腹状態を作るタイミングを入れると上記の血流不足で起こる症状も改善されていきます。
また、糖尿病や動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞といった代謝性の疾患になりづらくなるでしょう。
【注意点】
注意としては現在妊娠中の方や糖尿病などで低血糖になる恐れがある方はかかりつけのお医者さんと相談してください。
参考文献:『血流が全て解決する』サンマーク出版
画像引用元:https://www.tekuteku.net/blog2/4127/
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