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その洗い方、大丈夫?皮膚の“洗いすぎ”が招くトラブルと予防法


肌を清潔に保つことは健康の基本。でも、毎日ゴシゴシ洗っていませんか?実はその“洗いすぎ”が、肌トラブルを引き起こしているかもしれません。


■ 肌を守る「常在菌」の働き

私たちの皮膚にはもともと常在菌が住んでいて、外から入ってくる有害な菌から肌を守るバリアの役割を果たしています。

ところが、石けんやボディソープに含まれる界面活性剤などの強い洗浄成分によって、この大切な常在菌まで洗い流してしまうことがあるのです。



■ 洗いすぎが招くリスク

バリアが壊れると、白癬菌(いわゆる水虫菌)や皮膚カンジダなど、本来なら防げるはずの菌が皮膚に侵入し、かゆみ・赤み・かぶれといった症状が起こることがあります。

また、乾燥肌やかゆみが続くことで、掻き壊し→炎症という悪循環に。


■ 正しい“洗い方”のポイント

以下のような部位は、清潔を保つことが大切です:

  • 脇の下

  • 足の指の間

  • 鼠径部(股)

これらは汗や皮脂がたまりやすく、菌も繁殖しやすい部分。石けんを使って丁寧に洗いましょう。

反対に、腕・背中・脚など皮脂の少ない部分は、ぬるま湯で流すだけでも十分な場合があります。


✅ まとめ

「清潔にする」ことと「洗いすぎない」ことは、実はどちらも大切。肌を守る常在菌を意識することが、肌トラブル予防の第一歩です。



 
 
 

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