👅 舌でわかる体のサイン?東洋医学の「舌診(ぜっしん)」とは
- yudoniigata
- 5月16日
- 読了時間: 3分
こんにちは!
「東洋医学では、舌を見るんです」と言うと驚かれる方も多いのですが、これは**「舌診(ぜっしん)」**という、古くから伝わるれっきとした診察法。
今回は、この不思議だけど奥が深い「舌診」について、初めての方にもわかりやすくご紹介します!
✅ 舌を見て何がわかるの?
中医学では、**舌は「内臓の鏡」とも呼ばれています。体の中の状態、特に気(き)・血(けつ)・水(すい)**や、五臓六腑のバランスが舌に現れると考えられているのです。
舌診では、主に次のようなポイントをチェックします:
見るポイント | 意味の例 |
舌の色 | 赤い=熱がこもっている/白っぽい=血やエネルギー不足 |
舌の形 | むくんで大きい=水分代謝の低下/痩せている=陰虚(うるおい不足) |
舌の苔(こけ) | 厚い=消化不良・湿気が多い/ない=胃腸の弱りや熱 |
舌の動き | 震える=気虚やストレスのサイン など |
つまり、舌を見れば、あなたの「今の体調」や「体質の傾向」がわかるのです!
🧠 なぜ舌なの?その理由は…
舌は、身体の内部と直接つながっている「粘膜」のひとつで、しかも体の外から見える唯一の内臓の延長部ともいえます。
舌には多くの血管が集まっている → 血流状態が見える
消化器との関係が深い → 胃腸の調子が反映される
五臓(肝・心・脾・肺・腎)のバランスが現れやすい
だからこそ、薬も使わず、体に触れなくても、自然に表れる体のサインを読み取れる方法として、舌診は重宝されてきたのです。
🌿 どんなときに舌診が役立つの?
✔ 最近疲れやすい✔ 食欲がない・お腹が張る✔ 冷えやのぼせが気になる✔ 肌や髪の調子が落ちてきた✔ 漢方を試したいけど、どれが合うのかわからない
そんなとき、舌診を受けることで、体の内側のバランスの乱れが見えてくるかもしれません。
とくに「未病(まだ病気ではないけれど、何となく不調)」の段階では、舌にサインが現れることも多いです。
💡 東洋医学の魅力は“見えない不調”に気づけること
現代医学の検査では「異常なし」と言われても、東洋医学では「体のエネルギーのめぐり」「冷え」「気血の偏り」など、数字に出ない不調の兆しを見つけることができます。
舌診は、そんな繊細な体の変化に気づく第一歩。自分の体を客観的に見ることで、日々の養生や体質改善のヒントが得られます。
✨ まずは鏡で自分の舌を見てみて!
・うっすら白い苔があれば健康的・苔が厚い、舌がむくんで歯の跡がある → 胃腸の疲れ・舌全体が赤く乾燥 → 熱がこもっている可能性・苔がまったくない → 消化機能が落ちているかも?
少し観察するだけでも、あなたの体からの“声”が聞こえてくるかもしれません。
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当院では、舌診・脈診・体質カウンセリングを通じて、あなただけのケアプランをご提案しています。
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