【陰陽バランスを整える】今日からできるセルフ養生
- yudoniigata
- 11月26日
- 読了時間: 2分
── 陰を守る方法・陽を守る方法──**
40代を過ぎると「疲れやすい」「乾燥しやすい」「冷えやすい」など、体の変化を感じる方が増えます。中医学では、この変化を “陰陽バランスのゆらぎ” としてとらえます。
陰=血・潤い・落ち着きなどの“素材”
陽=温める・巡らせる・動かす“エネルギー”
どちらかが減ると、体はすぐに不調を出します。
今日は、陰と陽それぞれを守るための、セルフでできる簡単な養生法をご紹介します。
🌙 **【1】陰を守る養生法
── 潤い・血・落ち着きを守る──**
陰は「身体の水分・血・潤い」をつくり、心身を静める力。これが不足すると、ほてり・乾燥・不眠などにつながります。
◆① 睡眠をしっかりとる
陰は夜につくられます。22〜23時には布団に入り、スマホは早めにオフに。
◆② 陰を補う食材を増やす
白木耳・百合根・山芋・黒ごま・黒豆・梨・豆腐・卵・青魚など。乾燥が気になる季節にも◎。
◆③ 汗をかきすぎない
長時間のサウナ、激しい運動、ホットヨガのやりすぎは陰を消耗します。
◆④ 心を静める時間をつくる
深呼吸・瞑想・ゆっくり入浴など、心を落ち着かせる習慣を。
◆⑤ 乾燥対策を
加湿・保湿・白湯をこまめに。皮膚は陰の状態を映し出します。
🔥 **【2】陽を守る養生法
── 温める力・巡らせる力を守る──**
陽は「温める・巡らせる・動かす」エネルギー。不足すると、冷え・むくみ・疲れやすさ・気力低下などに。
◆① お腹・腰・足首を冷やさない
カイロを仙骨に貼る、足首ウォーマー、丹田(へそ下)を温めるのが効果的。
◆② 温かいものを食べる
生姜・ねぎ・シナモン・山椒などの薬味をプラス。冷たい飲み物、生野菜のとりすぎは避けましょう。
◆③ やさしい運動で巡りをよくする
20分の散歩、ストレッチ、太極拳のような緩い動きがおすすめ。
◆④ 朝日を浴びる
朝は陽気が立ち上がる時間。カーテンを開けて光を取り入れるだけでもOK。
◆⑤ 過労を避ける
頑張りすぎは陽気を消耗します。疲れる前の“早めの休憩”を。
🌗 【3】陰陽セットで整えると、もっと効果的
睡眠(陰)+朝日(陽)
湯船でリラックス(陰)+湯上がりストレッチ(陽)
温かいスープ(陽)+潤す食材(陰)
このように、陰と陽を同時に整えると、体は驚くほど軽くなります。

まとめ
陰=潤いと落ち着きを守る
陽=温めて巡らせる力を守る
陰陽はワンセット。どちらも大切
今日からできる小さな習慣が、未来の不調予防になる


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