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脾胃が弱っているときのセルフケア


— 今日からできるやさしい改善法 —**

東洋医学でいう「脾胃(ひい)」は、体の消化吸収力や気血の源をつくる大事な働きを担っています。ここが弱ると、だるさ・食欲低下・胃もたれ・下痢や便秘・むくみ・気分の落ち込みなど、さまざまな不調につながります。

脾胃を整えるための基本ポイントをまとめました。


① 胃腸を休める(軽いファスティングも有効)

食べすぎ・間食のしすぎは脾胃の負担に。お腹が空いていないときは無理に食べない、消化にやさしい食事を心がけましょう。

・夜は早めに食べる・お腹が重い日は一食を軽めにする・半日〜1日のプチ断食で胃を休ませるのも◎


② 胃腸を冷やさない

脾胃は冷えにとても弱く、冷えると動きが鈍くなります。

温かい飲み物を選ぶ・常温以上の水にするだけでも改善に。特に朝は身体も内臓も冷えているので、白湯がオススメです。


③ 冷たいもの・生ものを控える

刺身・サラダなど生ものや、氷入りの飲料、冷蔵庫から出したばかりの食べ物は脾胃を直接冷やすため弱りを悪化させやすいです。

特に秋〜冬・雨の日・体調が落ちている時は避けると回復が早まります。


④ 消化が良く、栄養になるものをとる

弱った脾胃は「重いもの」「脂っこいもの」「刺激物」が苦手。

おすすめは以下のような“やさしい・温かい”食事:

  • 鳥のスープ(鶏ガラスープ・水炊き)

  • おかゆ

  • 野菜の煮物

  • かぼちゃ、サツマイモなどの甘味のある根菜

  • 生姜・ネギ・味噌汁

身体を温めながら、弱った胃腸にも負担が少ない「脾胃の養生食」です。


⑤ 睡眠をしっかりとる

脾胃の働きは自律神経とも深く関係しているため、睡眠不足 → 消化機能の低下 → さらに脾胃が弱るという悪循環に。

・23時までに寝る・スマホは寝る1時間前にオフ・睡眠の質を上げるために入浴で身体を温める

これだけでも脾胃の働きが見違えるほどよくなります。



まとめ:脾胃ケアは“温める・休める・やさしくする”が基本
  1. 胃腸を休める

  2. 温かい飲み物をとる

  3. 冷たいもの・生ものを控える

  4. 鳥のスープなど消化が良いものを食べる

  5. よく眠る

この5つを続けるだけで、脾胃は自然に回復します。

 
 
 

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