今日はもう休め
- yudoniigata
- 4月23日
- 読了時間: 2分

「脳はね、夜に“お掃除”される時間が必要なんだって。休まず働いてると、疲れと一緒にゴミも溜まってく。今日はもう、その脳にご褒美の“掃除タイム”をあげよう。」
🧠 脳代謝毒(脳内の老廃物)とは?
私たちの脳は日中、非常に活発に活動していて、その過程で**代謝産物(老廃物)**が生まれます。これを「脳代謝毒」や「脳の老廃物」などと呼びます。代表的なものには:
アミロイドβ(アルツハイマー病と関連)
タウタンパク質
活性酸素などの酸化ストレス物質
などがあります。これらが脳内に蓄積されると、神経細胞の機能障害や神経変性疾患(例:アルツハイマー病)の原因になると考えられています。
😴 睡眠の役割
ここで重要なのが睡眠です。
グリンパティックシステム(glymphatic system)
2012年に発見されたこのシステムは、睡眠中に脳の老廃物を洗い流す仕組みです。
脳脊髄液(CSF)が流れ込み、老廃物を洗い流す
覚醒時より睡眠時に約2倍流れが活発になる
アミロイドβなどの除去に重要な役割
つまり、**良質な睡眠は脳の“お掃除タイム”**なんです。
🧩 脳代謝毒と睡眠の関係まとめ
睡眠が良い時 | 睡眠が不足・質が悪い時 |
グリンパ系が活発に働く | 老廃物が蓄積されやすくなる |
脳内がリフレッシュ | 認知機能低下・気分障害のリスク増加 |
長期的に認知症予防につながる | アルツハイマー病リスクが高まる可能性 |
💡補足ポイント
睡眠時間だけでなく「深い眠り(ノンレム睡眠)」の質も重要。
アルコールやカフェイン、夜更かしは老廃物除去の妨げになることも。脳代謝毒とは、脳の正常な機能が阻害される原因となる、主に代謝異常によって発生する有害な物質や状態を指します。具体的には、脳のエネルギー産生システムが障害されたり、有害物質が血中に増加することで、急激な脳の機能低下や、全身状態の悪化を引き起こす可能性があります。
【参考サイト】
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